当院では、以下の経営理念に沿って眼科診療を行っております。
これら3点について、以下で具体的にご説明します。
当院で患者様との応対をさせていただくのは、院長をはじめ、原則として女性スタッフです(※1)。男性相手には話しづらいことも、遠慮なくお気軽にご相談ください。
※1:混雑時等の場合には、普段は裏方に居る男性スタッフが応対させていただくことがあります。
当院にお越しいただいた患者様皆様が気持ち良く、笑顔でお帰りいただけるよう、スタッフ同士の結束力を活かし、女性ならではのきめ細かな視点で、丁寧な応対をさせていただきます。
メガネ・コンタクトレンズ(CL)に関するご相談事も大歓迎です。院長自身が長年メガネ・CLを愛用しておりますので、長年の使用実績に基づいた本音のアドバイスを適宜させていただきます(※2)。
※2:患者様から頂戴したご意見等を最大限に踏まえ、メガネ・CLの取扱い・サポート体制を順次見直し・強化しております。
CLについては、安全面等を考慮し、今現在は処方箋(指示書)発行時には当院内でお買い求めいただく必要がありますが、メガネについては、ご希望により外部の眼鏡店でもお買い求めいただけます。
斜視・弱視の訓練治療や専門的な眼科検査に長けた、熟達した女性の視能訓練士(※3)が週3日常駐している他、看護師、受付(事務)担当が常駐しています。
※3:専門の国家資格を持つ医療技術者。有資格者は全国でも1万人強(※)、他の医療職種(医師28.7万人、看護師125万人)と比べて寡少とされています。
[※ 2013年3月現在。公益社団法人・日本視能訓練士協会ホームページより]
各スタッフが責任を持って役割を遂行する一方、普段から学び合うことで、混雑時等の際に役割を補い合い(※4)、患者様にお待ちいただく時間を少しでも短縮する体制にしています。
※4:看護師・視能訓練士が受付事務を代行する場合がありますが、検査・処置は院長・視能訓練士・看護師が行います
子ども病院や老人ホームでの勤務経験が長い看護師も居り、お子様やご高齢の患者様、障がいをお持ちの患者様のニーズにも最大限応えられるよう、日々研究を重ねております。
当院では手術は原則行いませんが、公正な視点で検査・診察をさせていただき、必要な場合には他院への紹介を行っております(※3)。
診察の際には、患者様のお話を良くお聞きし、ご納得いただけるまで丁寧な説明をいたします。特に、何故そうなのかという理由・根拠を、専門的なデータも交え客観的に噛み砕いてご説明します。
説明の仕方についても、医療以外の分野にも積極的に学び(詳しくは後述)、どのようにすれば簡潔に分かりやすく、誤解なくお伝えできるか、試行錯誤しながら日々研究を重ねております。
※5:レーザー治療などは一部当院でも行えます。
薬の処方も必要最小限という方針を貫いています。
入院や手術、より専門的な検査が必要な場合には、適切な医療機関をご紹介しますので、ご相談下さい。
また、患者様からご意見やご要望を頂戴した場合には、必ず細かく記録を取り、当院の経営体力の範囲内で直ちに対応策を検討して実行する「すぐやる対応」を心掛けております。当院での医療に関してご意見、 ご要望等ありましたら、どんな些細なことでも結構ですので、遠慮なくお申し付け下さい。
これまで明示的に50件以上のご意見を頂戴しており、そのうち改善が必要なご要望・お叱りの言葉は半数を占めています。直ちに対策を講じ、ほぼ完全に解決したものが10件程度、残りは改善途上にあります(全て2016/07/26現在)。引き続き、完全解決に向け鋭意努力して参ります。
眼科診療に関する知見を深める一方、医療以外のノウハウ・知識を応用することも意識的に心がけております。以下で、具体的に1点ご紹介します。
患者様の待ち時間を「ゼロ」にするという究極の目標を目指し、数学(統計学など)とコンピュータを駆使して、患者様のご来院傾向などの法則性を研究しています。
そこで得られた知見を、混雑予想を随時情報公開するなど、様々な形で順次実用的に役立てています。
併せて、既製品として導入した電子カルテ(診療用のコンピュータシステム)に独力で機能改良を加え、保険証情報等の登録処理の時間短縮、省力化を図りました。
これらの積み重ねにより、例えば以下のような場合に、大幅な時間短縮を実現しました。:
初診の方が3名程度続けて来院された場合、開院当初は検査・診察まで後の方には必ず15~20分程お待ちいただきましたが、現在は最短0分(※)でご案内しています。
※事前にご予約いただき、かつ問診票を予め記入の上ご持参いただいた場合
とはいえ、特に花粉症シーズンなどご来院が突発的に集中する時期は、現在でも長くお待ちいただく状況が度々発生しています。引き続き、手段を尽くして研究と工夫を続けてまいります。
ユニバーサルデザインの設計思想の下、院内全体がバリアフリー化されています。歩行のご不自由な方にも配慮し、通路に標準で手すりを設けている他、床全体に滑りにくいゴム製のマットを敷設しています。
患者様の動線のみならず、裏方のスタッフ動線も十分に考慮した設計になっており、スタッフやカルテを迅速、効率的に運用して患者様をできるだけお待たせせず、スムーズにご案内できるようにしています。
当院内の各部屋・医療機器を番号・記号で表しています。それぞれについては設備案内で順にご説明します。
歩行のご不自由な方でも安心
院内の床全体が滑りにくくできています
スタッフやカルテを迅速、効率的に運用して患者様をできるだけお待たせしません
診察室は、患者様のプライバシーに配慮して、防音カーテンを追加設置し防音性を更に高めました。お悩み事は何でもこの場でご相談下さい。